Product & Service

Barovant
Label&Package Design

Bar Lumiere 10周年記念ウィスキーの
ラベルおよびパッケージの制作

Client
Baron株式会社
Date
2026.8
Overview
恵比寿のバー「Lumiere」の10周年を記念して製作された、オリジナルウィスキー「Barovant」のラベルおよびパッケージデザインを制作しました。
Issue
単なる「記念ボトル」で終わらせず、店の10年間そのものを物語として体感できるパッケージとは?
Solution
これまで積み重ねてきた10年間の歩みと、その先の未来へ向かう意志。この2つを「軌跡」というコンセプトに込め、ボトルラベルとパッケージを設計しました。
Bar Lumiere 10周年記念オリジナルウィスキー
ボトルラベル&パッケージ2種の制作

恵比寿に店を構えるBar Lumiereの10周年を記念し、株式会社BaronとSHINDO蒸留所がコラボレーションしたオリジナルウィスキー「Barovant」が製作されることになりました。
弊社はこのプロジェクトにおいて、ボトルラベルのデザインに加え、全210本販売するうち、50箱限定で販売するボトル用パッケージ、そして店舗ディスプレイ用の特別仕様パッケージの2種を制作。

10周年という節目を祝うウィスキーだからこそ、単なる「記念ボトル」で終わらせるのではなく、店が歩んできた10年間そのものを物語として体感できるパッケージにしたいと考え、
「この一本を介して、バーがこれまで歩んできた道、そしてこれから進みたい未来について、お客さんとの会話のきっかけが生まれる。」そうした想いのもと、コンセプトの言語化から、それを体現するラベル・パッケージのデザインまでを一貫して手がけました。

Expertise

Story
  • Initial Research
  • Concept Ideation
  • Concept Writing
  • MVV
  • Naming
  • CI / VI
Product & Service
  • Package
  • POC
  • Movie
  • UI / UX
  • Design System
  • Animation
  • Prototype
  • Web / App
  • Graphic Design
Branded Experience
  • Integrated
    Communication
  • Social Action
  • PR
  • Graphic Design
シンプルな言葉と、普遍的なモチーフで
バーの会話に馴染むデザイン

「Barovant」という名前には、「前へ・先駆的な」という意味が込められていました。
この想いを、バーという会話が生まれる空間の中でも自然に語れるように、あえて複雑な言葉を使わず「軌跡」というシンプルな一語にコンセプトを凝縮しました。

これまで歩んできた道のりと、これから向かう未来。その両方を一つの言葉で束ね、それを体現するモチーフとして、進むべき方向を示す存在である「羅針盤」を採用しました。

  • Package
航海図が導く、ウィスキーとの出会い
限定50本の販売用パッケージ

実際にお客様へ販売する全210本のうち、50本を限定パッケージとして制作しました。箱の全面には航海図を大きく印字し、10年間の物語を辿った先にウィスキーとの出会いが待つ、いわばプロローグとしての役割を持たせています。

パッケージ天面には羅針盤のグラフィックを配置し、その針は株式会社BaronからSHINDO蒸留所の方向を指しています。10年という節目の中でBaronとSHINDO蒸留所が出会ったこともまた一つの軌跡であり、その針が示す方向を辿るように天面を開けることでウィスキーと対面することができる構成としました。パッケージを開ける行為そのものに、10年間のストーリーを重ねています。

    積み重なる時間を、深みとして表現する
    店舗ディスプレイ用の特別木箱

    店頭にディスプレイするための特別仕様として、木箱によるパッケージを制作しました。MDFとカラープランの合紙をレーザーカットで切り抜き、幾層にも積み重ねることで、海底の等深線を思わせる立体的な造形を実現しています。

    10年という時間の中で育まれた経験や人とのつながりを、海の「深度」として表現しています。ウイスキーもまた熟成によって時間が深みへと変わっていくものであり、「時間が価値を育てる」という共通した考えを、等深線というモチーフに込めており、層が重なるほどに深みを増していく造形は、この10年間の軌跡そのものを象徴するデザインとなっています。

    Credit

    Creative Director
    Hayato Itakura (tacto)
    Designer
    Kazuya Sakamoto (tacto)
    Producer / Fabricator
    Takeshi Wakasa (ONELETTER)