Product & Service

ハピカンダッシュボード

人間の心中心の
“エンパワーメント・プラットフォーム”の構築

Client
株式会社トリドールホールディングス
Date
2026.3
Overview
人の“心”を経営資本ととらえる、従業員向けのダッシュボードのビジュアルアイデンティティ、UI/UXのデザインを企画制作しました。
Issue
単なる業務管理ツールではなく、「毎日開きたくなる」ダッシュボードとは何か?
内発的動機を引き出し、人の心をエンパワーする体験設計、デザインとは何か?
Solution
従業員の心の状態を示す「ハピネススコア」や顧客の感動を可視化する「感動スコア」など、データとして据えたのは、数字ではなく人の「感情」。そして、AIによるポジティブな行動提案による、内発的動機を生み出すエコシステムの構築。管理から、エンパワーメントへ。ダッシュボードという既存カテゴリーを、人間の心中心の“エンパワーメント・プラットフォーム”へと進化させました。
感情を可視化し、
内発的動機を生む体験設計

本ダッシュボードでは、売上数字だけでなく、お客様顧客からの言葉や評価を「感動スコア」として可視化しました。

「自分の接客が誰かを笑顔にした」

「お客様の“心”の感動」が従業員の貢献実感を向上させ、その積み重ねによるハピネスが内発的動機を育てる。店長は、従業員のハピネススコアを通じて「従業員の“心”の幸せ」に触れることができる。

ダッシュボードを通じて感情を捉え、従業員一人一人の内発的動機を生み出し、 お客様に提供する食の感動の質を深化させることへつなげる。

Expertise

Story
  • Initial Research
  • Concept Ideation
  • Concept Writing
  • MVV
  • Naming
  • CI / VI
Product & Service
  • Package
  • POC
  • Movie
  • UI / UX
  • Design System
  • Animation
  • Prototype
  • Web / App
  • Graphic Design
Branded Experience
  • Integrated
    Communication
  • Social Action
  • PR
  • CI / VI
心と心が交わる、
その瞬間をかたちに

このロゴでは、テクノロジーを通じてお客様の「心の感動」と従業員の「心の幸せ」を可視化し、そのふたつの想いが出会い、共感・共鳴し合う瞬間を、交差する2本の線によるハートのかたちで表現しました。

交差する中心部分にはグラデーションを施し、色がやわらかく溶け合うことで、互いの感情が影響し合いながら広がり、共感が循環し、共鳴していくイメージを表現しました。

ひとつの感情が、次の感情へとつながっていく。そんな連続性や動きも感じられるデザインとしています。

ロゴタイプには、細長くすっきりとしたフォルムの書体をベースに採用し、データやテクノロジーを扱うダッシュボードとしての信頼感と先進性を表現しました。 一方で、文字の角にはやわらかな丸みを残し、人の温度や親しみやすさを感じられるバランスに整えています。

また、カタカナの「はらい」には有機的なラインを取り入れ、人の感情や行動の自然な流れを表現しました。

テクノロジーと人の想いが調和するダッシュボードのあり方を、タイポグラフィにもさりげなく反映しています。

  • UI / UX
数値管理を"感情の体験"へ
再定義するUI

本ダッシュボードは、「明るさが生む、日常のポジティブ体験」を中核に設計しました。

目的は単なる業務指標の可視化ではなく、数値管理という行為を、“感情を感じる体験”へと転換することでした。冷たい数字と直線的なグラフから脱却し、働く従業員の気持ちやお客様の感動が自然に伝わるインターフェースを目指しました。

    抽象概念を直感へ翻訳する、
    象徴的ビジュアル設計

    ハピネススコア ― 幸福を“共有できるかたち”へ

    従業員の幸福という抽象概念を、スマイルの3Dモチーフとして中央に配置し、 立体的な存在感を持たせることで、「数値を見る」から「状態を感じる」体験へと変換。 幸福は評価ではなく、共有されるもの。その思想をUI構造で体現しました。

    感動スコア ― 感情の"満ち具合"を可視化

    顧客の感動は、ハートをモチーフにした立体グラフィックで表現しました。 グラデーションや微細な形状変化によって感情の充足度を視覚化し、数値とビジュアルを一体化させることで、情報に温度を宿らせました。それは単なるスコアではなく、 「誰かの心が動いた」という実感に変わる体験へと昇華しました。

      冷たいデータから、
      触れたくなる存在へ

      ダッシュボードを日常に寄り添う存在に。

      事務的な印象を排し、温度を感じるカラーパレットと余白設計、親しみやすいタイポグラフィを採用。 忙しい現場でも心理的負担を生まない。むしろ、自然と触れたくなる。その感覚設計こそが今回のダッシュボードの核です。

        状態の"揺らぎ"を翻訳する
        モーションデザイン

        モーションは装飾ではなく、そのデザインが持つ想いを伝える翻訳装置です。

        数値の増減を強調するのではなく、その背後にある“状態の変化”をやわらかな揺らぎとして表現。軽やかなバウンス感が店舗の活気と呼応し、前向きなアクションへ導く。

        画面を開いた瞬間、「今、この店は生きている」という感覚が立ち上がるような、 感情が動くモーションデザインを作成しました。

        Credit

        Creative Director
        Hayato Itakura (tacto)
        Strategy
        Hayato Itakura (tacto)
        Designer
        Kazuya Sakamoto (tacto), Seshiru Tanpo (tacto)
        Motion Designer
        Kazuya Sakamoto (tacto)
        Director
        Ai Kudo
        Frontend Engineer
        DIGITAL ONE