
WEBで再編集する
富士フイルムデザインセンター「CLAY」の新たな拠点の誕生にあわせて、デザイン誌AXISの増刊号「富士フイルム 未来のデザイン図鑑 2」の発売と、連動特設サイトの公開が決まりました。新しいCLAYスタジオのコンセプトや、プロトタイプのデザイン特集など、富士フイルムのデザイナーの探究心が詰まった冊子への期待感を作り出すため、デザインの「言葉」というレンズを通して冊子の要素を再編集したWEBサイトの企画・制作を行いました。
AXIS増刊号「富士フイルム 未来のデザイン図鑑 2」を
紹介する特設ページ
富士フイルムデザインセンター「CLAY」の新たな拠点の誕生にあわせて、デザイン誌AXISの増刊号「富士フイルム 未来のデザイン図鑑 2」の発売と、連動特設サイトの公開が決まりました。新しいCLAYスタジオのコンセプトや、プロトタイプのデザイン特集など、富士フイルムのデザイナーの探究心が詰まった冊子への期待感を作り出すため、デザインの「言葉」というレンズを通して冊子の要素を再編集したWEBサイトの企画・制作を行いました。
CLAYへの興味と冊子への期待感を高めるために、WEBサイトの体験では来訪者の探究心をくすぐることをゴールに定めました。冊子のサンプルを読むと、プロダクトのビジュアル以上にデザインの意図や込められた想いを表現した文章が印象的で、1つ1つ丁寧に選びぬかれた秀逸な言葉にCLAYらしさを感じました。そこで、ビジュアル中心の冊子と対となるWEBサイトでは、デザインの「言葉」を中核のコンセプトに据えることにしました。
構想からエグゼキューションまで一貫するCLAYのデザインスタイルを、タイムラインをモチーフにしたスクロールテリング型のUIへと反映しました。コンセプトに従った言葉中心の情報設計を行い、プロダクト名→プロダクトの解説文→ビジュアルの順番にレイアウトしています。 また言葉を際立たせつつ、ビジュアルの全貌を明かさないという制約をクリアするため、富士フイルムの探究心を象徴する「レンズ」をカーソルUIとして、記事ごとのストーリーを表現するモーションを制作しました。 【モーション毎の意味合い】 カーソルの軌跡:過去からのインスピレーション 円のスポット:断片的な思い出 2つの円:分野を超えた複数の着眼点 音の振動の強弱:豊かな感性 点滅:仕事と遊びの切り替え