Branded Experience

PYTHAGORA

"5軸CNCマシンをフル活用した
遊ぶ大人のためのパーソナライズ家具ブランド"

Client
PYTHAGORA
Date
2020.6
Overview
5軸CNCマシンと呼ばれる最新マシンを扱うパーソナライズ家具スタートアップのコミュニケーション戦略・ブランディングを手掛けました。
Issue
最新機材を用いたパーソナライズ家具のブランドはどうあるべきか?
Solution
あらゆる趣味や仕事に対して夢中で取り組むための、部屋環境最適化サービスとしてのブランディング
遊びに本気な大人のための家具ブランド

自宅の生活環境を能動的に改善し、QOLの高い暮らし方から幸せを感じ取る人々が増えています。コロナ禍によるハイブリッドワーク増加の影響でそのトレンドはより加速しました。オーダーメイドの木製家具制作を営んでいたTAKAKEN STUDIO(旧名称)は、高速で木材の立体加工を行う5軸CNCマシンの導入をきっかけにブランドとしてサービスを拡大する意志を固め、その立ち上げのコンセプト開発やVI・Webの制作を行いました。
ブランドは右肩成長を続け、バー・オーディオ・シアター・ガーデニングなど幅広いプロダクトを展開。インスタグラムでは5,800名のファンを獲得し、百貨店でのポップアップや、他ブランドとのコラボなどのリアルな接点での活動も増加しています。

Expertise

Story
  • Initial Research
  • Concept Ideation
  • Concept Writing
  • MVV
  • Naming
  • CI / VI
Product & Service
  • Package
  • POC
  • Movie
  • UI / UX
  • Design System
  • Animation
  • Prototype
  • Web / App
Branded Experience
  • Integrated
    Communication
  • Social Action
  • PR
  • Concept Ideation
全員参加のワークショップから生まれた
コンセプトとデザインアイデア

代表・社員全員参加のワークショップを工場にて実施し、ユーザーの抱える生活課題やメンバーが理想とする暮らしのあり方を定義。DJ・お酒・読書・仕事などの「遊び」に夢中な大人が、制約なく自由に自分を開放するための家具作りを行う「PLAY AS POSSIBLE.」というブランドコンセプトが生み出されました。また作成したムードボードをもとに、デザインコンセプトを3つ作成。それぞれのに紐づくデザイン原則とそれを表現するロゴのパターンを展開し、具体例を見ながら議論を進めました。

Process
ムードボード、ジャーニーマップ
  • CI / VI
システマチックでありながら人の生活に寄り添う意志を込めたブランドネーム・ロゴ

PYTHAGORA(ピタゴラ)のネーミングは、理知的な法則を生み出すことで人々の生活の豊かさに貢献した古代ギリシャの数学者・哲学者ピタゴラスの名前から一文字を取り去ることで、発音しやすいリズムを生み、使い手の自由度や可能性が加わる余白の意味を込めました。またシステマチックでありながら自由度や独自性を持ったサービスである本ブランドを象徴するロゴをつくるため、オリジナルのタイプフェイスを作成。独特なグリッドからなる幾何学的なロゴタイプに仕上げました。

  • UI / UX
提供サービスのあり方自体まで遡って
企画開発したブランドサイト

Webなどのコミュニケーションを作成する以前に、完全なオーダーメイドサービスの他に、ベースとなる家具の幅や高さのみ変更可能なセミオーダーサービスとの両軸展開を提案しました。それぞれのライン呼称をTAILOR・FLEXとして整理しブランドサイトを構築しています。ファーストビューではタイポがランダムに組み上がるアニメーションを採用し、システマチックでクールな印象と遊び心を演出しました。

Credit

UI/UX Design
Hayato Itakura (tacto)
VI Design
Hayato Itakura (tacto)
Strategy
Takuro Nakajima (tacto)
Copy Writing
Takuro Nakajima (tacto)